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    ロッキング・オン最新号の編集後記(ラスト・ディナー・パーティー)

    ロッキング・オン最新号の編集後記(ラスト・ディナー・パーティー)
    ラスト・ディナー・パーティーのデビューアルバムが本当によくできていて、しかも聴けば聴くほど良さが湧き出てくる本物の傑作アルバムで、久々に衝撃を受けている。
    フットワークが軽くて自由度が高いソロのアーティストが斬新かつ完成度の高い作品を20代前半とかで作ってしまうのには最近ではすっかり慣れてきたが、ここまで斬新でしかも洗練されたアルバムを作れる新世代バンドってまだお目にかかってなかった。
    マネスキンとはまったく違う形で、このバンドが新世代のバンドの代名詞になる日は近いだろう。
    各メディアから優秀新人賞的な評価はすでに受けているが、世界はまだまだラスト・ディナ―・パーティーの本当のサイズに気づいていない。

    ラスト・ディナー・パーティーのポテンシャルとスケール感が一番わかりやすく表れているのは言うまでもなくその音楽性だ。
    特定の時代やジャンルではなく60年代から現在までのあらゆる時代のポップミュージック全体が土壌になっていて、そこから存分に吸い上げた養分を自分たち独自の鋭い美学で音楽を造形している。
    その壮大なスケール感によって他の新世代バンドとは一線を画しているのだ。
    ロッキング・オン最新号でインタビューをチェックしてみてください。(山崎洋一郎)
    https://rockinon.com/blog/yamazaki/208810
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