透き通るようなクリーントーンのギター・サウンドがホールを満たした瞬間から、渋谷公会堂はplentyの世界に染まった。
ドラムはあの中畑。もちろん申し分ない。
彼らは派手な話題性や企画的なものとは一線をひいて活動しながら音楽の質だけでピュアに歩んできた。
会場が大きくなっても何ら変わることなく、堂々と音楽を奏でるだけでその会場にふさわしいスケールのバンドであることを証明していた。
真の大物である。
その彼らの曲の中でもニューシングル「あいという」は格段のスケールと力をもった曲だ。
こういう曲こそヒットして、彼らのようなバンドこそメジャーな存在になってほしい。
