コリィ・テイラー、STAY HOMEな状況下でのソロ制作にワクワクが止まらず。記念すべき第一作『CMFT』は10月2日発売!

コリィ・テイラー、STAY HOMEな状況下でのソロ制作にワクワクが止まらず。記念すべき第一作『CMFT』は10月2日発売! - 『CMFT』ジャケット写真『CMFT』ジャケット写真

コリィ・テイラーの“やる気”がすごい。もちろん彼がバイタリティに溢れているのはいつものことではあるのだが、10月2日に発売が決まっている初のソロ・アルバム『CMFT』に伴うプロモーション活動が、早くもだいぶ前のめりな感じで進んでいるのだ。

なにしろすでに現時点においてアルバム収録曲のうち“CMFT マスト・ビー・ストップト”と“ブラック・アイズ・ブルー”の2曲のビデオ・クリップが公開済みで、しかも日本では去る8月4日の朝、日本テレビ系の『スッキリ』にリモート生出演。なんとその“ブラック・アイズ・ブルー”を自宅での弾き語りで披露していたりするのだ。



最近ではテイラー・スウィフトが発売当日に情報解禁みたいな極秘体制で新作アルバムを発表して話題を集めるなど、事前に情報を小出しにすることなく、作品リリース自体をインパクトのある事件として演出するかのような宣伝手法も目に付くようになっているが、コリィの場合はむしろ真逆。

リリースの2ヵ月も前に日本のテレビに出演するなんて、むしろあまりに先走り過ぎじゃないかという気がしなくもない。が、おそらくコリィ自身が居ても立ってもいられない心境にあるというか、情報コントロールなど二の次で、外に向けてガンガン動き始めたいという欲求に突き動かされているのだろう。きっとこれから実際のアルバム発売まで話題を繋いでいくためのアイデアが、彼の頭の中にはたっぷりと蓄積されているのだろう。

スリップノットストーン・サワーというふたつのホームを持つ彼には、両バンドでの活動を通じて築かれてきたパブリック・イメージもあり、ことにスリップノットでの彼しか知らない人たちには過激な扇動者といった見方をされがちであるはずだが、一方では純粋に“歌好き”な面も彼にはあるし、2011年に刊行された自叙伝『Seven Deadly Sins』を皮切りにコンスタントに著作を発表し続けている文才の持ち主でもある。

コリィ・テイラー、STAY HOMEな状況下でのソロ制作にワクワクが止まらず。記念すべき第一作『CMFT』は10月2日発売!

それだけに、ソロ・アルバム制作というのは彼にとっての長年の夢だったのではないかと想像していたが、かならずしもそういうことではないようだ。彼は7月下旬に行なわれたオフィシャル・インタビューの中で次のように語っている。

「ソロ・アルバムを作ることは特に考えていなかった。ただ、このアルバム制作に取り掛かった途端、実は自分がこれを作りたいという願望を抱えていたこと、これを作る必然性を感じていたことを思い知らされることになった。実際、今年はスリップノットのツアーの年になるはずだったし、スタジオワークをするつもりは全然なかった。

何か作るにしても2021年に入ってからだと考えていたよ。ところがご存知の通りこのコロナ禍のために、俺もずっと自宅待機を強いられることになった。で、ある時ふと思ったんだ。『安全な形でやれるなら、今のうちにレコーディングをやらない手はないよな?』ってね。そして作業に本腰を入れ始めてみたら、想像してた以上にすべてのプロセスにワクワクさせられることになったんだ」


そしてアルバムを完成させた今現在も、彼自身のワクワクは依然として続いているということなのだろう。この先のソロ名義での具体的な活動プランなどについてはまだ明かされていないが、なにしろSTAY HOMEな日常の中でアルバムを完成させ、自宅に居ながらにして日本のワイドショーに出演してしまうような彼のことだから、あれこれと面白いことをやらかしてくれるに違いない。

アルバム『CMFT』自体は、先行公開された前述の2曲の音楽的な振れ幅の大きさが象徴しているように、特定のジャンル感に縛られない自由度の高い内容になっている。詳細についてはまた機会を改めてお伝えすることにしよう。とにかく今、この男から目を離さずにおきたいところである。 (増田勇一)
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