新時代のポップパンクトリオ:ミート・ミー@ジ・オルターにインタビュー! デビューAL『Past // Present // Future』について訊いた!

pic by JONATHAN WEINER

2021年8月に、フュエルド・バイ・ラーメンからメジャーデビューEP『モデル・シチズン』を発表し、今年3月に待望のフルアルバ『Past // Present // Future』をリリースしたポップパンクトリオ、ミート・ミー@ジ・オルター。

現在、ヘッドラインツアー「The Pink Couch Tour」の最中で、まさにライブ直前の3人をつかまえてZoomインタビュー……だったのだけど、この日はイーディス・ジョンソン(Vo)が体調不良でお休み、テア・キャンベル(G)、エイダ・フアレス(Dr)のふたりがイーディスの分も答えてくれた(ライブもキャンセルとなってしまったようだけど、その後無事に復活してひと安心)。

インディーズ時代から、Facebookとのタッグで女性たちの声を拾いあげて制作した曲“Hit Like A Girl”を発表したりと、女性だけのバンドが少ないシーンで“ポップパンクの未来”という期待を背負って活動をしている3人。

本人たちも女性やマイノリティが抱える思いに寄り添うことに自覚的であるけれど、鼻息荒く旗振り役を担う感じがまったくない。声高にメッセージを叫ぶよりも、音楽が好きでバンドが好きで、カラフルなヘアスタイルやファッションが好きという、この“好き”を大事にものづくりをする平熱感が語り口から伝わってくる。

このしなやかなパワーがコミュニティを広げていくのだろうなと思うし、何よりその音楽がポップでユーモラスで3人のFunが詰まっているのが頼もしいなと思えた。早くそのステージを生で見てみたい!(吉羽さおり)



ミート・ミー@ジ・オルターのインタビューが掲載されるロッキング・オン8月号

rockinon.com洋楽ブログの最新記事