ヘヴィロック、パンク、ヒップホップとラウドロックの要素をすべて一緒くたにしてそこにイギリス特有のラップパフォーマンスを誇る激しいボーカルを載せた、女子のデュオユニット、ノヴァ・ツインズ。
そのヘヴィなラウドロックについては、昨年リリースされたセカンドアルバム『スーパーノヴァ』で見事に開眼したといってもいい。
今年のサマーソニック(東京)では初出演も果たし、ドラマーを従えたスリーピースとしてその圧倒的な技量と、その爆裂的なサウンドを見事に鳴らすパフォーマンスはもうただすごいというカタルシスを感じさせるもので、素晴らしいものを観ることができたとフェスティバルの醍醐味を堪能したように思った。
ふたりの楽曲は展開も目まぐるしく変化し、急緩強弱と激しく変わっていき、それをダイナミックなライブ演奏で叩きつけていくところもすごい。どうしてあんなに楽々とできるのか不思議だったが、ギターとボーカルのエイミー・ラヴは「ペダル(エフェクター)がたくさんあるから」としれっと説明していた。
そんなふたりがなぜこういう音を作り上げることになったのか、それをひもとくインタビューを10月6日発売のロッキング・オン11月号に掲載します。ぜひご一読を!(高見展)
ノヴァ・ツインズのインタビューが掲載されるロッキング・オン11月号