僕はハイスタ解散後、傍目には迷走していたように見えたかもしれない打ち込み時代、つまりTYÜNKやULTRA BRAiNのころも面白いと思っていたし、難波にとっては大きな意味のある活動だったと思っている。2011年の『PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT』でパンクロック・スタイルに回帰してからの難波には迷いがない。それは前記の試行錯誤があったからこそだし、生身の3人の肉体でロックすることの意義を改めて認識したということだろう。
全13曲、息つく暇もないロックンロールの絨毯爆撃。歌詞も前向きで、レゲエを取り入れた12曲目のような曲もいいアクセントになっている。こうして音源として突き詰め完成させたことで、ライヴはまた一段とパワフルでスケールの大きなものになるはずだ。(小野島大)