ティム・ヘッカーやワンオートリックス・ポイント・ネヴァー以降の電子/現代音楽の先端と評され、アンビエント/ポスト・クラシカルとも接続するかれのサウンドだが、そのフォルムを特徴づけているインダストリアル・ノイズやエレクトロ・シューゲイズ、あるいはブラック・メタル的な意匠―そうしたハード・エッジな部分が、いわばそこを守備範囲としてきた本職のアルビニによって前面に引き出されているところが今作の醍醐味だろう。織りなすエレクトロニックなテクスチャーを切り裂くように走るノイズの亀裂が壮観。リリースに先立ち公開されたジェイリンによるフットワーク・リミックスも併せてぜひ。(天井潤之介)
電子音楽の先端が描く美しき混沌
ベン・フロスト『ザ・センター・キャンノット・ホールド』
発売中
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ティム・ヘッカーやワンオートリックス・ポイント・ネヴァー以降の電子/現代音楽の先端と評され、アンビエント/ポスト・クラシカルとも接続するかれのサウンドだが、そのフォルムを特徴づけているインダストリアル・ノイズやエレクトロ・シューゲイズ、あるいはブラック・メタル的な意匠―そうしたハード・エッジな部分が、いわばそこを守備範囲としてきた本職のアルビニによって前面に引き出されているところが今作の醍醐味だろう。織りなすエレクトロニックなテクスチャーを切り裂くように走るノイズの亀裂が壮観。リリースに先立ち公開されたジェイリンによるフットワーク・リミックスも併せてぜひ。(天井潤之介)