これまで通りの、いかにもキャレキシコらしい風情を保ちながら、いきなり1曲目からギターがちょっとデヴィッド・ボウイの“ヒーローズ”風だったり、5曲目ではレゲエ調ディスコ・ビートにのせてラップっぽいボーカルを披露していたり、12曲目は以前には無かったようなヘヴィなサウンドを鳴らしていたりと、随所で新たな試みが行なわれていて、特に熱心なリスナーには新鮮に響くと思う。いつもキャレキシコの新譜はジワジワよくなってくるパターンが多いので、今回も時間をかけながらじっくりと消化したい。(鈴木喜之)
アメリカーナの未来を示す
キャレキシコ『ザ・スレッド・ザット・キープス・アス』
発売中
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これまで通りの、いかにもキャレキシコらしい風情を保ちながら、いきなり1曲目からギターがちょっとデヴィッド・ボウイの“ヒーローズ”風だったり、5曲目ではレゲエ調ディスコ・ビートにのせてラップっぽいボーカルを披露していたり、12曲目は以前には無かったようなヘヴィなサウンドを鳴らしていたりと、随所で新たな試みが行なわれていて、特に熱心なリスナーには新鮮に響くと思う。いつもキャレキシコの新譜はジワジワよくなってくるパターンが多いので、今回も時間をかけながらじっくりと消化したい。(鈴木喜之)