まさに運命共同体

BiSH『CARROTS and STiCKS』
発売中
ALBUM
BiSH CARROTS and STiCKS
今年の4月からスタートした「#BiSHアメトムチ」プロジェクトの集大成となるアルバム『CARROTS and STiCKS』。“遂に死”などラウドでカオスな楽曲に振り切ったEP『STiCKS』と、“I am me.”など純粋な想いを歌う楽曲を集めたEP『CARROTS』を中心にした全14曲の中に、今のBiSHの可能性と、BiSHだからこそ表現できる幅の広さと、芯の強さを感じる。メンバーによる作詞曲も秀逸で《似合わねー歌歌って一生生き埋めおさらばさ》とモモコグミカンパニーが言い放つ“CHOP”をはじめ、それぞれの個性を露呈させながらも、だから彼女たちはBiSHなんだ、と思う。BiSHは「楽器を持たないパンクバンド」としてデビューしたが、「パンク」であり「バンド」であるというスピリッツの部分を2015年から活動を重ねていく中で6人で確かなものにしていった。たとえば“I am me.”の《生まれてきた意味を 問いただし続けたい》というフレーズ、これを全員がリアリティを持って届けられることが、BiSHの素晴らしさなんだ。どんな垣根も壊しそうな興奮と夢をこれからも見せてほしい。(上野三樹)
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