興奮と感動がせめぎ合っている

キュウソネコカミ『ハリネズミズム』
発売中
MINI ALBUM
キュウソネコカミ ハリネズミズム
2020年は結成10周年イヤー、ということで、4月から11月までかけて47都道府県ツアー(で62公演!)を決行したり、3月に打首獄門同好会とともに初のアメリカツアーに出たり、それ以外にもいろいろあったりしてとにかくもう全開で働きまくるキュウソネコカミが、『ギリ平成』ぶりにリリースするのがこのミニアルバム。自己嫌悪やあせりや混乱や自問自答等々の感情を、人が面白がってくれるレベルまで極端な、かつ激しい音に乗せてアウトプットする、というキュウソの魅力が炸裂している、どの曲も。初期の“役立たず”と“適当には生きていけない”の再録バージョンが収録されていたり、“戯我浪費”が“ファントムヴァイブレーション”の2020年版のようだったりして、初心に立ち返ろうという意志も感じたりする。つい大マジになってしまった“冷めない夢”が特に好きです。この曲がライブで大合唱を巻き起こしているさまを想像するだけで、涙腺にくる。というか、この曲に限らず、聴いているとつい感動してしまう曲が並んでいる気がしてきた。ボーナストラックのもの悲しさも素敵だし。(兵庫慎司)
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