ロック・ザ・ムービー

Amelie『シネマクラブ』
発売中
MINI ALBUM
Amelie シネマクラブ
前作『アイデンティティ』から5ヶ月というショートスパンで届けられたミニアルバム。この3月までレギュラー出演していたKiss FM KOBE『MUSIC APPLE』の名物コーナー「映画部」では、映画にインスパイアされた新曲群が生み出された。本作はそれをコンパイルしている。新海誠監督『言の葉の庭』に着想を得た“雨よ降れ”は、ダイナミックなバンドサウンドから物語のテンポ感や情景の広がりがひしひしと伝わってくるような名曲だし、『キック・アス』をヒントに生まれた“ヒットガール”はパンキッシュで痛快な爆発力に満ちているうえ、Amelieにぴったりだ。そもそも、バンド名自体がフランスの名作映画『アメリ』に由来しているのだから、これは必然として生まれたミニアルバムと言えるだろう。しかし、ただのコンセプト作と思うなかれ、本作が伝えているのは、インプット→アウトプットの回路が猛烈な勢いで機能しているmick(Vo・G・Pf)の、ソングライターとしての恐るべき覚醒ぶりである。彼女の創造性はメンバーを刺激し、バンドサウンドの躍動感や彩りを駆り立てている真っ最中なのだ。(小池宏和)

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