不要だなんて言わせない

Wienners『BURST POP ISLAND』
発売中
ALBUM
Wienners BURST POP ISLAND
2年ぶりのアルバムは日本コロムビアからのリリースで、バンドにとって再メジャーデビュー作にあたる。全曲が1~3分台のアッパー(むしろファスト)チューンという潔さ、マナーとトンチキを織り交ぜるセンスから来る愛おしさは健在。一方、シンガロングや手拍子を盛り込んだ、リスナーの居場所を明確に用意してある曲が増えたこと、“UNITY”“起死回生の一発”のような青臭い曲も歌えるようになったことは大きな変化といえる。再メジャーというきっかけや、間2年での経験がバンドに変化をもたらしたのだろう。未知に出会って世界が晴れる瞬間、言葉にするのが野暮に思えるほどの楽しさを大事にする気持ちから、異種の音楽をごちゃっと混ぜて「わけわからんけどスゲー!」を発明してきたWienners。彼らの面白さがもっと外に伝わればいいと思っていたが、かつてなく開けた本作はその可能性を秘めているのでは。この4人で何を鳴らすかを追求した結果、ユニークなバンドであることを実現できているのが頼もしい。願わくばあとひとつ。ライブハウスでぶち上がれる日常よ、戻ってこい!(蜂須賀ちなみ)

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