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語弊があるかもしれないが、決して目新しかったり、斬新だったりするような音楽というわけではない。これまでにも様々なバンドが鳴らしてきた、ストレートなギターロックだ。でもこのCloudyが鳴らしているギターロックサウンドは他のどのバンドとも全く違う。それはこの音楽で世界が変わる、世の中が変わる、誰かの人生が変わるという確信を持っているからだ。それが鳴らされている音の強さが、小柴タケト(Vo・G)の歌唱から伝わってくる。《そもそも人生に正解なんてものが/あってたまるかよ》(“生きてる限り”)。その正解をこのバンドは鳴らしている。この音楽を聴くことができている人生こそが正解であると。《あなたがいたら生きてゆけるの》(“安い映画”)。そう、このバンドがいれば生きていくことができる。そんなことを音から伝えてくれるバンドが存在してくれているということ。計算はない。ただど真ん中にストレートを打ち込むことですべてを変えてくれる。そんなことを想像させてくれるバンドだ。(ソノダマン)(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年10月号より)
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