昨年秋の“PRIDE”に続き、再びTVアニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』とのタッグが実現。今回の新曲は、美麗なストリングスの音色を追い風にしながら、力強いエイトビートに乗って《この日まで駆け抜けたドラマの最終回へ向かう》渾身のロックチューンだ。インターハイ連覇に向けた主人公たちの闘い、その最終局面の物語と呼応するように、この曲では、栄光のゴールラインへ向けて懸命に走り続ける鮮烈な意志が歌われている。特に強く心を掴まれるのは、同曲のあまりにもドラマチックな展開である。「Aメロ→Bメロ→サビ」というJ-POPの王道展開をみせる前半。「Aメロ→Bメロ→間奏→落ちサビ→サビ」という極めてエモーショナルな展開の後半。しかしこの曲の真のラストシーンは、その先に待ち受けている。最後の最後に、さらに一段ギアを上げて突入するもうひとつのサビにおける高揚感は本当に凄まじく、そして何より、そのラストスパートで繰り返して歌われる《君》との深い結束と絆に強く心を震わせられる。今後この曲が、ライブ終盤のハイライトを担う光景が、はっきりとイメージできる。(松本侃士)
(『ROCKIN'ON JAPAN』4月号より)
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