26年後に、もう一度会おう

BIGMAMA『ダイヤモンドリング』
2009年07月22日発売
SINGLE
BIGMAMA ダイヤモンドリング
7月22日、日本で46年ぶりに観測される皆既日食。それをテーマに書き下ろされ、その当日にリリースされるのが、この曲だ。かと言って、勿論何かの企画モノなわけでもタイアップなわけでもない。純粋にVo金井の憧れと妄想からスタートしたシングルである。太陽を「あなた」、月を「あたし」、そして地球を「みんな」になぞらえ、《太陽が月を抱いて嬉し泣きすると/一粒の宝石になる》と、日食の風景と束の間の男女の再会を重ねて描くこの曲。登場した当時はバイオリンを擁したメロディック/エモなサウンドが注目を集めたBIGMAMAだけれど、いよいよ金井の果てないロマンティシズムこそがバンドを駆動するエンジンであることが明らかになってきた感じだ。

セルフライナーノーツでは「実は次に出すアルバムのエンディングの曲だったりします」――と明かしている金井。曲のタイトル“ダイヤモンドリング(2035/09/02)”からもわかるとおり、未来の情景を描いたこの曲は、アルバムの中で展開するストーリーの結末となるらしい。現在レコーディング中というアルバムが、俄然楽しみになってきた。(柴那典)
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