前作『ILLMATIC BABY』は、ドーピング・パンダのFurukawaがプロデュースを手がけた曲が収められていたり、これまでのある種の聖域を崩し、新たなサウンドデザインが多く聴かれた作品だった。それを経た今作は、新しいメンバーが入ったこともあるのだろうが、まるで生まれ変わったような、伸び伸びとした自由な空気と、緊張感ある初期衝動とが混在している。ルーツとなるグランジーな曲には勢いがあり、新鮮なダンスビートを取り入れた大胆な新機軸に心が躍る。泉からこんこんと水が湧き出てくるように、どんどん音楽があふれ出ているような、若々しくてピュアなムード。なおかつ、奥行きがあって、堂々としている。言い知れぬエネルギーに満ち満ちた、とても良いアルバムだ。(小松香里)
堂々と新章を告げている
ART-SCHOOL『14SOULS』
2009年08月05日発売
2009年08月05日発売
ALBUM
前作『ILLMATIC BABY』は、ドーピング・パンダのFurukawaがプロデュースを手がけた曲が収められていたり、これまでのある種の聖域を崩し、新たなサウンドデザインが多く聴かれた作品だった。それを経た今作は、新しいメンバーが入ったこともあるのだろうが、まるで生まれ変わったような、伸び伸びとした自由な空気と、緊張感ある初期衝動とが混在している。ルーツとなるグランジーな曲には勢いがあり、新鮮なダンスビートを取り入れた大胆な新機軸に心が躍る。泉からこんこんと水が湧き出てくるように、どんどん音楽があふれ出ているような、若々しくてピュアなムード。なおかつ、奥行きがあって、堂々としている。言い知れぬエネルギーに満ち満ちた、とても良いアルバムだ。(小松香里)