桁違いの一途さ

阿部真央『19歳の唄』
2010年11月03日発売
SINGLE
阿部真央 19歳の唄
自ら紡ぐバラエティ豊かな曲に乗せ、自身の恋愛や日常をありのまま多彩な歌声で歌い上げる阿部真央。今作は3曲入りのシングルである。19歳のときに作ったという表題曲の“19歳の唄”はパンチのある彼女の歌声や攻撃的なメロディ、タフなバンドサウンドが、理想と現実とのズレにもがきながらも邁進しようとする姿を表現した曲。2曲目の“逢いに行く”は鍵盤のポップな音色やアップテンポなサウンドに乗せ、別れた彼に再び会いたいと強く願い、身ひとつで飛び出した姿を切なくかつキュートに歌った曲。3曲目の“morning”は《私だけの人にはなってくれない》と知りながらも、やるせない彼への想いと孤独への恐怖を弾き語りで切々と歌い上げた曲。彼女の純粋な姿や想いは私たちの気持ちを代弁してくれているようでキュンとなるが、どんなに厳しい状況下でも夢に、好きな人に向かって突進していく彼女の一途さや逞しさに強く引かれる。その姿勢は私たちに向け懸命に歌う彼女そのもの。だから彼女の歌にはリアリティがあり、心に深く突き刺さるのだ。二十歳にしてこの一途さ、かっこよすぎる。(奥山華代)
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする