これについて、今月号のVIR対談で自分は、男ほど面倒臭い自我やポリシーに縛られてない女性アーティストだからかもと述べたが、よく考えてみると、この無頓着な感覚は実にLAらしいのである。大都会というのにニューヨークやロンドンのような強い個性はなく、わりと自由気ままに日々を送る住民が多く暮らすあの街の空気をこの作品は素晴らしくとらえている。ベックの初期作品に通じる風通しの良さと、 車社会ならではの〝ラジオ感覚?によるミクスチャー。うん、まさしくこれはLAミュージックである。(内田亮)
これぞ、LAミュージック
ハイム『デイズ・アー・ゴーン』
2013年10月02日発売
2013年10月02日発売
ALBUM
これについて、今月号のVIR対談で自分は、男ほど面倒臭い自我やポリシーに縛られてない女性アーティストだからかもと述べたが、よく考えてみると、この無頓着な感覚は実にLAらしいのである。大都会というのにニューヨークやロンドンのような強い個性はなく、わりと自由気ままに日々を送る住民が多く暮らすあの街の空気をこの作品は素晴らしくとらえている。ベックの初期作品に通じる風通しの良さと、 車社会ならではの〝ラジオ感覚?によるミクスチャー。うん、まさしくこれはLAミュージックである。(内田亮)