編集後記

1ヶ月以上にわたり展開してきた「GOOD ON THE REEL解体新書」も、今回の更新で最終回である。

僕はこの特集のイントロダクションで「GOOD ON THE REELは太陽のようなロックバンドだ」と書いた。ここに掲載したディスクレヴューや、バンドとかかわり、ともに歩んできた関係者の言葉には、その証がたくさんちりばめられている。彼らは無垢な願望と明確な意志をもって音楽をつむぎ、奏で、結果としてたくさんの人の心に何かを生み出し、育んできた。GOOD ON THE REELはその始まりからすでにGOOD ON THE REELであり、ずっとひとつのことだけを──つまり、目の前にいる「あなた」（リスナーやファンはもちろん、スタッフや周囲の知人まで）に向けて、まっすぐに思いを伝えるということだけを続けてきた。そのことが、この特集を通じて伝わってくれたら嬉しい。

以前から彼らのファンだという人も、今回のミニアルバム『七曜になれなかった王様』で彼らを知ったという人も、GOOD ON THE REELの音楽のもとに集まる仲間という意味では同じ。初めて彼らに出会ったという人はぜひそのライブに足を運び、過去の作品にも耳を傾けてほしいし、ずっと彼らを追いかけてきたという人は、彼らの未来にさらなる希望を見出してほしい。

最後に、『七曜になれなかった王様』を購入したリスナーからのコメントを紹介したい。GOOD ON THE REELは常に「あなた」との関係性の中にあり、彼らの音楽はまさにコミュニケーションそのものなのだということがきっと伝わると思う。

GOOD ON THE REELの曲に何度も何度も救われました。出会えてよかった、とっても大好きです。(20代、女性)

どの曲を聴いても癒されるところが素晴らしい。(10代、女性)

千野さんの声に、言葉に、5人の音に救われています。聴くと涙が止まらなくなる。私がここにいる意味を与えてくれてありがとう。(20代、女性)

作品も素晴らしいですがライブがいつも素晴らしくて感動します。(20代、男性)

いつも染み渡る千野くんの声に癒され、突き刺され、色んな感情を刺激されています。とても人間らしくて好きです。今作も、千野くんの歌に心揺さぶられています。ありがとう。(30代、女性)

神ですね、はい。(10代、男性)

GOOD ON THE REELには、いつも元気をもらってます。一緒に前に進もうって、隣に居てくれるような気がする存在です。これからの作品も楽しみ。(20代、女性)

GOOD ON THE REEL大好きです。毎年素敵な作品をリリースしてくださりありがとうございます。GOOD ON THE REELのライブが私の生きる糧です。(20代、女性)

たくさんの人に届くと思います。大好きです。(30代、女性)

曲を聞くたびに居場所を作ってもらっている気になって、ずっと聞いていたくなります。ずっと、あり続けてほしいです。(20代、女性)

GOOD ON THE REEL新譜楽しみにしていました！ ありがとうございます！ 本当にGOTRの曲は心にしみます、いろいろと考えてしまいます。発売日の6月3日は雨。さすがですね、雨バンド。これからもほかの曲も一緒にたくさんリピートしたいと思います。(10代、女性)

GOOD ON THE REELはとてもとても大好きです。歌詞やメロディー、音やライブでの魅せ方全てに魅力を感じます。7月のライブ楽しみにしています。(20代、女性)

音の綺麗さ、世界観が好きです。(20代、男性)

歌詞が心を突き刺します。千野さんの歌うときの表現が、心が痛くなるほど伝わって泣きそうになります。(10代、女性)

いつもGOOD ON THE REELには励まされています！(20代、男性)

GOOD ON THE REELの音楽を聴いていると、とても癒されて、幸せな気持ちになれます。気持ちを音楽で代弁してくれる心の支えのバンド。(10代、女性)
改めて、今回の特集にご協力いただいた関係者の皆様、そして記事にアクセスしてくださった皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。（小川智宏）