(横浜アリーナは)どのフェーズよりも、最大限に楽しめることは間違いない。変化を楽しむもよしだし、変わらないところを楽しむのもよしだし
――そして横浜アリーナですが、すでにいろいろとプランは練っているんですか?
RUKI そうですね。セットとか、わりと詰められているので。
――それは、去年のホールツアーとは、また違うものになる?
RUKI いや、基本はそれで、もっとビルドアップさせる感じです。
戒 どのフェーズよりも、最大限に楽しめることは間違いないですね。変化を楽しむもよしだし、変わらないところを楽しむのもよしだし。
――大バコの演出のほうが慣れていらっしゃる印象がありますけど、どうでしょう?
RUKI それはないです(苦笑)。いつだって不安ですよ! 本当に。
麗 でも、今回のツアーはいろんな場所でやってきて、そんな中で一貫した、『NINTH』がどういうライブになるかっていうのを見せられたと思うので。だから横浜アリーナも、安定したライブになるといいなと思います。
――演出としては、どういう方向性になりそうですか?
RUKI 映像とかではなく、照明系ですね。LEDを背負ってるんですけど、ほっとんど使っていないんですよ。
戒 映像というより、照明として使っているんですよね。
――ちなみに、8月に行われる『LIVE TOUR18-19 THE NINTH PHASE♯05「混血」』の横須賀芸術劇場は、また違うものになりますか?
RUKI そうですね。『NINTH』を基準にしつつですけど、いろいろ混ぜていくというか。アルバムを、9枚目に至るまでの自分たちを感じられるようなものにしたので、じゃあ本当にそうなっているか?っていうことで、いろんな曲を混ぜていくような感じになると思います。あとは、大半の人がZEPPとかをまわったツアーから来ていないと思うので、こんな変わったの?っていうのが見られるかなっていう。
――小バコや海外をまわった進化も見せられるという。
RUKI そうですね。(横浜アリーナの)前夜祭というには、時期が離れていますけど、そういうニュアンスです。
(ROCK IN JAPANは)僕らを知らない人にアピールするには絶好の場所。今でも新鮮な反応をもらえますからね
――そして8月10日には、ROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演も控えていますよね。14時40分という、晴れればまだまだ灼熱の時間帯です。
RUKI なかなかない機会だから、僕らとしては昼間が嬉しいですね。毎回、フレッシュな気持ちでやらせてもらっています。まあ、夜の出番になったら、違うことを言うかもしれないですけど(笑)。
――ROCK IN JAPANに対して、どんな印象がありますか?
RUKI 楽屋裏まで気持ちいいフェスですよね。
麗 お客さんも、the GazettEってどんな感じなんだろう?って観に来てくれてるのがわかるので。ファンじゃない人も(ステージから)見えるのは、燃えるポイントではありますね。
RUKI こっち向け!みたいな感じで(笑)。
麗 昼間なんで、お客さんがよく見えるんですよ。
戒 それだけ多ジャンルの出演者が集まっているフェスなんだなって思いますね。そういう意味でも、やっていて面白いです。
RUKI 横アリとかより、緊張するかもしれないですね。ステージに出るまでが、めっちゃ怖いんですよ。
戒 ただ、僕らを知らない人にアピールするには絶好の場所なので。ライブでアピールすることは、一番わかってもらえると思いますし、こういうフェスにたくさん出ていきたい気持ちは、昔からあります。今でも新鮮な反応をもらえますからね。
――最後にお伺いしますが、横浜アリーナ以降の予定は決まっているんでしょうか?
戒 まあ、ファイナルで次の展開を発表しないということはないと思うので、何かしら見せると思います。
――ああ、the GazettEのツアーファイナルは、そういう告知が見られる楽しみもありますよね。
RUKI そのプレッシャーほど怖いものはない! 『NINTH』の時は、それで首が締まったんです(笑)。ただ、次の展開を言わないと「え!?」ってなるんです、あいつらは。
――やっぱり、the GazettEのファンの方は厳しい(笑)。
戒 「ライブDVD出します!」だけじゃ、満足してくれないんですよね(笑)。「それでそれで!?」って。
――まあ、前例を作ってきちゃったから仕方がない(笑)。そこも含めて、期待していますので。
RUKI はい(笑)。ありがとうございます。