【RO JACK優勝アーティスト特集】君の居場所だけを歌い続ける──ロックの野心を一手に担う王道バンド、Cloudyに迫るインタビュー&レビュー!

●“無責任な肯定を” レビュー

【RO JACK優勝アーティスト特集】君の居場所だけを歌い続ける──ロックの野心を一手に担う王道バンド、Cloudyに迫るインタビュー&レビュー!
己の信じるロックに愛を。ロックを信じる君に肯定を。

跳ねたリズムや明るいコードとは対照的に、低音域に色気と錆を滲ませた小柴タケト(Vo・G)の歌唱にまず耳を奪われる。2025年夏の「RO JACK」優勝バンド・Cloudyがその優勝特典としてリリースするのが、この“無責任な肯定を”だ。彼らの魅力はまず潔く中央突破を図るロックサウンドであり、華美な上物やトリッキーな展開に頼ることのない無骨さは、今だからこそ眩い。同曲でもそこはしっかり発揮されており、中でもそこまでの展開とメロディを継承しながら、じわりと昇り詰めていくようなサビのメロディには唸らされた。おまけに歌詞はパンチラインだらけ。《隣人がいる故エレキに電気は無理》と憤りや野望を秘めながら、独り部屋でアンプに繋がれないエレキをかき鳴らす姿は若手バンドのリアルだし、《全員を愛すなんて正し過ぎて気味が悪い》けど《君の居場所になりたいな》と願うのは、不器用だけど偽りのない誠実さの表れだ。おかしいと感じたことに声を上げようとしても、顔の見えない誰かに寄ってたかって「じゃあおまえがやってみろよ」なんて封殺されがちな時代。無責任と言われたっていい、君が君らしく生きていくことを肯定する。その人生を照らしてくれる。それがCloudyのロックだ。(風間大洋)



Cloudyの特集は、2025年12月27日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号にも掲載!
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ROCKIN'ON JAPAN 2月号のご購入はこちら 12月27日(土)に発売する『ROCKIN’ON JAPAN』2月号の表紙とラインナップを公開しました。今月号の表紙巻頭は、King Gnuです。 ●King Gnu 原点回帰、初期衝動── 新曲“AIZO”をメンバー…
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