フジファブリック @ 横浜BLITZ
2008.03.20 00:00
2年2ヶ月ぶりの3rdアルバム『TEENAGER』の全国ツアーは、その名も「TEENAGER FANCLUB TOUR」。ということで、開演前の会場にはTEENAGE FANCLUBが流れる。バンドにとって初の横浜BLITZ公演でスタートだ。 『TEENAGER』の曲を中心にライヴが進んでいくが、初日ならではのハプニングが続出。志村のギターの音が出なかったり、MCが被ってしまったりと色々あったが、それをフォローするMCで大きな笑いが起こったりと、終始レアで特別なムードが漂っていた。バンド・メンバー自身も口々に「初日っぽいね!」と、そのスリルを楽しんでいるように見えた。アルバム『TENNAGER』の曲は、アレンジを若干変えたり、セッション的な要素を取り入れたりと、ライヴ仕様に。名曲揃いの素晴らしいアルバムだが、それがさらに活き活きと、躍動していた。アルバムを推し進めた、さらにワクワクするような世界観が表現されていた。フジファブリックというバンドの、音楽性の豊かさ、表現の斬新さは、とどまることを知らないようだ。過去の人気曲・レア曲で盛り上がるのは当たり前だが、最新アルバムの曲で大きな歓声がたくさん上がっていたことも、バンドを取り巻く状況の好調ぶりがうかがい知れる。ツアーを重ねれば、遊びの部分がさらに効果的に活きるのだろう。ライヴの最中に、ヴォーカル&ギター志村から、追加公演として志村の地元山梨での公演も発表され、ツアーの行方がとても楽しみになった。今後の大きな広がりを感じる、良い初日だった。(小松香里)