今年6月に幕を開けたサンボマスターの結成15周年ツアーのセミファイナルとなるZepp DiverCity TOKYO公演。結論から言ってしまうと、歌とサウンドとパフォーマンスの全てがてんこ盛り状態で放たれた濃密すぎるアクトだった。冒頭の「2000年のサンボマスター」のアクトを終え、“そのぬくもりに用がある”のライヴシーンを2000年から2015年まで時系列につないだライヴ映像を経て「2015年のサンボマスター」が登場。すると1曲目“ミラクルをキミとおこしたいんです」から、会場をブチ壊さんばかりの壮烈な音塊とオイコールが炸裂する。「各地でイベントが目白押しな中、なんでここがソールドアウトしてるんだ!?って話ですよ」という山口隆(Vo/G)の饒舌な口上も冴えわたり、フロアは爆笑の嵐に。一瞬たりとも止まることない音と言葉の放流によって、場内のヴォルテージはうなぎ上りに上昇していく。
“ロックンロール イズ ノットデッド”でアンコールの大ラスを飾ったと思いきや、最後は終演SEとして流れる“うまくいくんだよきっと”をカラオケで歌って大団円。全精力を尽くして聴き手を奮い立たせるサンボマスターの真髄が、実に3時間以上にわたる熱演に焼き付けられた一夜だった。終演後には、ブラジル・サンパウロで開催される大型アニメコンベンション「Ressaca Friends 2015」への出演を発表。翌日のファイナル終演後には、自主イベント「男どアホウ サンボマスター 2016」を来年9月24・25日に2DAYSで開催することも発表された。サンボマスターの爆走はまだまだ続く!(齋藤美穂)
2000年のサンボマスター
01. キックの鬼
02. ふたり
03. だんだん
2015年のサンボマスター
01. ミラクルをキミとおこしたいんです
02. 生きたがり
03. 世界をかえさせておくれよ
04. 私をライブに連れてって
05. 光のロック
06. 時間をとめるラブソング
07. 自由なステップ
08. 歌声よおこれ
09. これっきり
10. ケイサツ来るまで踊りまくれ
11. 孤独とランデブー
12. 愛してる愛して欲しい
13. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
14. できっこないを やらなくちゃ
15. 可能性
(encore)
16. 人はそれを情熱と呼ぶ
17. ロックンロール イズ ノットデッド