ミステリー・ジェッツ @ 渋谷クラブクアトロ

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イギリスのテムズ川のイール・パイ・アイランド出身の5人組。と、日本のオフィシャル・サイトのプロフィールにも書かれているが、今回のライブはBlaine(Key/Vo)、Will(G/Vo)、Kai(B/Vo)、Kapil(Dr)の4人のみで決行。もうひとりのメンバー、Blaineの父親(!)であるHenryはアルバム制作には携わっているが、これからのライブには参加しないという。異色のメンバー構成だっただけに、なんか残念な気も。

ただ、4人になったとはいえ、ポップで煌びやかなライブは健在。全員が派手すぎるほどのラメラメのジャケット(BlaineはラメTシャツ)を着用してはいるけど、その下に着ている服は普通のTシャツやデニムだったりするとこに、彼らの独特なセンスと若さを感じつつも、色白で美形の顔にふわっとかかる赤く染められた髪をもつBlaineの鼻にぬける歌声に、女性ファンからしきりと黄色い歓声が挙がっていたのが印象的。

まだ2006年の『メイキング・デンズ』と昨年の『トゥエンティ・ワン』の2枚のアルバムしか出していないので、ライブ自体も短かったが、Willがメイン・ボーカルをとる“ヤング・ラブ”を筆頭に、彼らのメロディ・センスが光る曲が凝縮された一晩だった。そしてなによりも、Blaineがキーボードじゃなくギターを弾く時も、どれだけ曲や会場が盛り上がっていこうとも、ずっと椅子に座り続け、おまけに上半身は激しくリズムにのっているときも足は必ず内股に閉じている、この艶めかしさがたまらなかった…。女性ファンが多いのも納得!

おまけに最後のアンコールでは、Henryパパがステージに立つサプライズも。たぶん、ステージ衣装じゃない私服だと思うのだけど、やはりトップスには煌びやかなラメが入っていました!! さらにはリズムやコーラスにあわせて人差し指を1本出して右手を上げるところがBlaineとまったく一緒だったところに、あぁ親子なんだなと改めて思ってしまった。今後、5人揃った姿はなかなか観れないのだろうけど、アンコールでのオーディエンスからの大歓声を聴いていても、Henryはミステリー・ジェッツの愛される一メンバーなのだなと思えた感慨深いライブの終わり方だった。(石井彩子)
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