昨年の第１回目が、台風のため中止になってしまった、10-FEETが地元・京都で主催するフェスティバル「京都大作戦」が、今年は２daysで開催！　その初日となった今日は、１万５千人のオーディエンスと、出演アーティスト18組（しかも、「源氏ノ舞台」と名づけられたステージには、昨年出演予定だった９組が集結したのだ）、それからフェスに関わったたくさんの人の願いが通じて、暑すぎるほどの青空だった。

そして、全ての出演者のライブから、10-FEETのフェス、京都のフェスという、このフェスならではの熱い意味合い感じることができた。「源氏ノ舞台」では、トップバッターを同郷の盟友ロットングラフティーが力強く務め、MONGOL800は沖縄の歌“安里屋ユンタク”で「京都いいとこおいでやす」と歌詞を変え、チャットモンチーは「みんなはんなりしてる？」などのＭＣとキュートなパフォーマンスで場をほっこりさせ、湘南乃風は会場中にタオルを振らせる熱いステージを見せ、つじあやのは涼しげなウクレレと歌声で10-FEETの“LOODY”のカバーも披露、Dragon　Ashは“Viva la revolution”で「ビバ、ビバ、10-FEET！」と歌詞を変え、GO!GO!7188も「京都、京都、大作戦！」とコール＆レスポンス、ELLEGARDENは「去年と同じメンツが集まるってなかなかできないよ」と感慨深げにアグレッシブなステージを見せた。そしてニューカマーが揃った「牛若ノ舞台」でも、「源氏ノ舞台」と距離が離れていたために全てのアクトは見れなかったのだが、熱演が繰り広げられていた。

そして、何よりも10-FEETのライブである。つじあやのとドクターハセガワやKj、湘南乃風とのコラボが繰り広げられ、彼ら自身も、その場の誰もが感無量なパフォーマンスだったのだ。さっき終わったばかりなので正直まだ整理できていないし、明日も10-FEETのライブは行われるので詳細は控えるが、TAKUMAが最後に言った「世界中で一番綺麗な景色や」、この一言から、ライブがどんなに感動的だったかを想像してほしい！　明日もこちらで即日レポートいたします、こうご期待！（高橋美穂）