今年も夏フェスの季節がやってきた! 「サマーソニック2019」必見アーティストを一気にチェック

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SUMMER SONIC 8.17

RED HOT CHILI PEPPERS


凄いものを観てるとしか言えなかったレッチリのギザ・ピラミッド・ライブ。16年の『ザ・ゲッタウェイ』以来となる新作レコーディング入りか、と言われたのが昨年秋のこと。それからなかなかニュースが伝わってこないのだが、ライブ・バンドとしての成熟と洗練は、極限にまで達している。

ジョシュ・クリングホッファーが入って、早いもので、もう10年近く。彼が入って1年ほどした11年に来日もなされたが、それまでフジロック専属のようだった彼らが初のサマーソニック登場で大きな話題となった。ライブ・レポもやったのでよく覚えているのだが、ライブではどうなっているんだろうと、期待と不安がない交ぜだった観客を“バイ・ザ・ウェイ”、“チャーリー”、“キャント・ストップ”の幕開け三連発で、完全掌握した。

中盤の“エチオピア”では新体制モードへの信頼が確信へと変わり、それに合わすようにジョシュもフリーキーなソロを繰り出すようになって、そんな姿を真っ正面からアンソニー、フリー、チャドが受け止めている光景に胸が熱くなったのだが、最近ではアンコールの1曲目でジョシュがソロをやることが多い。先日のギザではレディオヘッドの“ピラミッド・ソング”を披露なんてことにまでなるなど、すっかり巨大な存在感を示している。

バンド全体でもライブの頭からガガンと飛ばして、ファンク、パンクがごった煮の壮絶なインプロへと突入していく姿は、30年にわたってトップに君臨する大物というよりは、LAのストリートで必死にもがくバンドのようでもある。

『ザ・ゲッタウェイ』からのナンバーも含め、いまのセットリストは、オールキャリアからバランスよくピックアップされている。結果としてレッチリ・ヒストリーをたどれ、しかもどれも保証付きの魅力的な曲ばかりで、どこを切り取ってもお楽しみが詰まっている。出し惜しみや、もったいぶりは彼らの辞書にはないし、会場の空気を受けて柔軟に選曲を変えたりするなど、最強のライブ・バンドとして究極的な完成形を聴かせるのが、いまのレッチリだ。

2回目となるサマソニ、どんな形で帰還を報せるのか。特別な思いを寄せる日本だけに、もしかしたら新曲!? ともかく凄いステージになることだけは間違いない。(大鷹俊一)


RADWIMPS


大阪初日、幕張2日目のロックな最大規模ステージに立つRADWIMPSは、直前まで繰り広げられる最新全国ツアーの経験値のみならず、あの『君の名は。』の新海誠監督による新作映画『天気の子』旋風を引き連れたステージとなるはずだ。RADWIMPSが手がけたサントラでは、女優/歌手の三浦透子をフィーチャーしており、最新のトライアルが育んだジャパニメーション・アンセムにも期待がかかる。まずは「100%の晴れ女」の加護があらんことを。(小池宏和)


BABYMETAL


今や日本最強の海外フェス覇者であるBABYMETALの快進撃の礎には、12年サイドショウから17年マリン&オーシャンまで築き上げられたサマソニとの共闘関係があった。そして、SU-METAL&MOAMETALの新体制以降も世界を主戦場としてメタル×ポップの奇跡をアップデートし続けるBABYMETALの「グラストンベリー凱旋アクト」を、僕らはマウンテン・ステージで堪能することができる。世界規模で見ても贅沢すぎる音楽体験だろう。(高橋智樹)


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