今年も夏フェスの季節がやってきた! 「サマーソニック2019」必見アーティストを一気にチェック

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SUMMER SONIC 8.18

THE CHAINSMOKERS


サマソニは3年ぶり、来日公演は昨年のジャパン・ツアー以来となるザ・チェインスモーカーズ。前回サマソニ出演の後、2作のフル・アルバムをはじめとする怒涛のリリース・ラッシュとライブ・スケジュールをこなし、もはや賛否両論を引き摺って走り続けることが義務であるかのような熱狂を生み出してきた。今回のサマソニでは、大阪2日目、幕張3日目の最大規模ステージで堂々ヘッドライナーを務め上げることになる。ありとあらゆるレスポンスをノー・ガードで引き受け、のみ込み、怪物的な現象にまで引き上げること自体が、チェインスモーカーズの象徴する時代性と言えるだろう。

2018年内に連続リリースしてきたシングル群を含むアルバム『シック・ボーイ』(日本盤CDは、大量のリミックスも収めたスペシャル・エディションとして7月10日に届けられる)を発表した後も、チェインスモーカーズはファイヴ・セカンズ・オブ・サマーをフィーチャーした“フー・ドゥー・ユー・ラヴ”をはじめとして次々に新曲を公開し続けている。今現在、チャートのアクションといった、目に見える成功からは自由になっている彼ら。けれど、ファースト・アルバム以前から、ポストEDM時代の高性能ポップ・ソングを生み出し続けていることに変わりはない。むしろ、当初はクレバーな戦略家肌に見えていた彼らの活動も、実は不器用なストイックさに裏付けられていたのではないか、と気づかされるぐらいだ。『シック・ボーイ』の、狂騒に揉まれたパラノイアックなシーズンを早くも潜り抜けて、どこか「枯れ」の美学に風格を纏わせるような新曲群を放っている。ビービー・レクサを迎えた“コール・ユー・マイン”も、切々としたチェンスモ節に仕上げられていて見事だった。

昨年のジャパン・ツアーを目の当たりにした人はご存知だと思うが、今のチェインスモーカーズのライブはいい。ライブ演奏とDJパフォーマンスをスイッチさせる、正しくポストEDMと呼ぶべきスタイルを完成させている。そのライブをがっちりと支えるのが、サポート・ドラマー=マット・マグワイアの存在だ。エレクトロ・サウンドをロックな手応えに増幅させるテクニックの持ち主で、ダンスの興奮からエモーショナルな歌モノまで、彼のプレイが貢献するところは大きい。時代が生んだ怪物を、目撃してほしい。(小池宏和)


ZEDD


ゼッドは、エレクトロニック・ミュージックに傾倒する前はずっとロック・バンドでドラムを叩いていた。今でも楽曲はピアノで作るという彼の音楽には、そうした豊富な音楽経験と知識の裏付けがあり、それが彼の音楽を単なるダンス音楽の域を超えた、豊かで奥行きのあるものにしている。10回以上も来日し日本への馴染みも深い。もちろんパフォーマンスとして間違いなく外さないという信頼感は絶対だ。おまけにハンサムなナイスガイという完璧さ!(小野島大)


DISCLOSURE (DJ SET)


今年に入って3枚目のアルバム制作に取り組んでいたディスクロージャーも、現在は精力的に各地でライブを繰り広げている。今回のサマソニではDJセットによる出演ということで、オーガニックなライブ演奏に定評のある彼らとしては意外だが、昨夏に連続リリースしたシングル群はいずれもノーザン・ソウルやアシッド・ハウスといったフェティッシュな手応えを感じさせていたので、拘りのDJプレイとなりそうだ。新作曲の披露にも期待したい。(小池宏和)



現在発売中の『ロッキング・オン』8月号では「サマーソニック2019」の注目アクトをたっぷりご紹介! こちらもあわせて、夏フェスに備えてほしい。

提供:クリエイティブマンプロダクション
企画・制作:rockin'on 編集部
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