ホワイトハウス、署名25万人越えのJ・ビーバー国外退去請願にノー・コメントを通す

ホワイトハウス、署名25万人越えのJ・ビーバー国外退去請願にノー・コメントを通す

アメリカのホワイトハウス(大統領府)はホワイトハウスに対して起こされている、ジャスティン・ビーバーの国外退去を求める請願についてコメントすることを拒否している。

ホワイトハウスにはオンラインで請願を発起できる制度が整っているが、ジャスティンはもともとアメリカでの永住権も取得しているカナダ国籍のため、ジャスティンの永住権を取り上げ、国外退去処分にしてほしいという請願が起こされていて、すでに27万5千人を越える署名を集めている。通常、こうした請願について署名が10万人を越えた時点でホワイトハウスからなんかしらの見解が発表されることになっているとスカイニュースは伝えている。

ただ、「ウィー・ザ・ピープル」と呼ばれるこの請願制度では、ホワイトハウス側が必要に応じて見解やコメントを発表しない場合もあり、今回のジャスティン国外退去請願については「請願の起草とウィー・ザ・ピープルへのご参加ありがとうございます。大変申し訳ないのですが、この件につきまして、コメントは差し控えさせていただきます」と発表しているが、次のようにも続けている。

「ビーバー氏の件についての見解はほかにお任せしますが、ただ、移民行政についてご関心を持っていただけたことに大変嬉しく思っております。現在、我が国の移民制度は破綻していると言ってもいいからです。

独立系の経済アナリストなどは移民制度の改革によって、向こう20年間の経済効果を生み、財政赤字を1兆ドル(約103兆円)単位で回復させることができるとも指摘しています。ちなみにこの数字がなにに匹敵するかと言いますと、たとえば、コンサート・チケット125億枚、あるいはビーバー氏のデビュー・アルバム1000億枚に相当します」

なお、ホワイトハウスへの請願で変わったものとして映画『スター・ウォーズ』のデス・スターを公共事業と雇用対策として建設してほしいというものが起こされたことがあり、これに対してホワイトハウスは現在の鉄鋼の価格では予算が1千兆ドル(約10京3千兆円)を超えてしまうと指摘していて、また、1人の人物に乗っ取られかねない武器への投資は見合わせたいと回答したという。

その一方で、ジャスティンは4月14日にコーチェラ・フェスティヴァルに出演していたチャンス・ザ・ラッパーのステージに客演を果たしたが、このせいでトロントでの裁判の出廷命令をすっぽかすことになったという。

裁判はリムジンの運転手が暴行を受けたとして起こされたもので、この日ジャスティンの弁護団は検察から事件の証拠品を受け取ることになったという。次回の公判は5月12日に行われるという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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