ホイットニー・ヒューストンの豪邸をファンのER医師が1億5千万円で購入

ホイットニー・ヒューストンの豪邸をファンのER医師が1億5千万円で購入

一昨年の2月に急死したホイットニー・ヒューストンの自宅がファンによって買い取られたことが明らかになっている。

この自宅は1992年にホイットニーがボビー・ブラウンと結婚した時の会場となった建物で、寝室5部屋、バスルーム6室を備えており、病院の救急救命室に勤務する33歳の医師マシュウ・クラウトハマーが購入したとハリウッド・リポーター誌が伝えている。

購入のため150万ドル(約1億5450万円)支払ったというクラウトハマーはファンや映画関係者などからの自宅を見せてほしいという再三の申し出を断ってきていることを明らかにしていて、ホイットニーについて次のように振り返っている。

「ホイットニーはある時期は当然ながら否定的な報道にも見舞われましたが、彼女はいつだってとてもやさしくて寛大な人だったんですよ。自分に近い人間の面倒はよく看る人でしたし、ぼくはそのことがいつまでも忘れられないでいるんです」

なお、ホイットニーとボビー・ブラウンの波乱に満ちた関係を描くテレビ映画の製作が進んでいることが明らかになっている。作品はケーブル局のライフタイムで放映される予定で、俳優のアンジェラ・バセットが監督を務めることになるという。アンジェラはこれまでティナ・ターナーの半生を描いた1993年の映画『TINA ティナ』でティナ役を、50年代のアメリカ南部のバスで運転手から白人男性に席を譲れと強要され、これを拒否したため逮捕された黒人女性のローザ・パークスの生涯を追った2002年の映画『ローザ・パークス物語』でローザ役を演じており、マイケル・ジャクソンとジャクソン家を描いた1992年のドラマ・シリーズ『The Jacksons: An American Dream』ではマイケルの母親のキャサリンを演じたことでも知られている。

今回の映画ではホイットニーとボビーの出会いからホイットニーのすさまじい成功を通しての二人の関係を描いていくことになるという。アンジェラは次のように作品について声明を発表している。

「ホイットニーとボビーの傑出した才能と達成についてはどちらに対してもすごく敬意を感じているから、二人の物語をいつか綴っておかなければという責任を感じてきたのね。二人の人間性と絆は誰にとっても知りたいものだから」

ホイットニーは2012年の2月11日にロサンゼルスのビヴァリー・ヒルトン・ホテルで急死した。直接的な死因は浴槽での溺死と当局は説明しているが、コカインの服用と心臓発作も死を導いた要因として指摘されている。ホイットニーとボビーは07年に離婚した。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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