今年でデビュー50周年を迎えるものの、まったく意思の疎通が図れなくなっていたザ・キンクスのレイとデイヴ・デイヴィス兄弟だが、最近になって邂逅を果たしたことが明らかになっている。
兄レイはザ・サンデイ・タイムス紙とのインタヴューで、デイヴと会ってキンクス再結成の可能性について話し合ったことを明らかにしている。
レイによれば、二人とも「昔の作品やヒット曲をツアーでやる」ことは避けたいと意見が一致しているとのことで、レイとしては「またデイヴと一緒に曲を書きたい」と望んでいるという。
1996年に最後のライヴを行って以来、長年どちらも再結成の可能性を否定してきており、今年の4月の時点でデイヴは自身とレイとの関係には「毒性がある」として、再結成の実現性について言葉を濁していた。しかし、レイは2月の時点でキンクス再結成は「いまだかつてなく実現に近づいている」とアンカット誌に語っていた。