ジュリアン・カサブランカス、ヴォイズを率いての新作『Tyranny』の詳細が明らかに


ジュリアン・カサブランカスはザ・ヴォイズを率いての新作『Tyranny』を9月23日にリリースすると明らかにしている。

ジュリアンの作品としては2009年のソロ『フレイゼズ・フォア・ザ・ヤング』以来のものとなり、ジュリアンが運営しているカルト・レコーズからリリースされる予定となっている。デジタル版については現在、レーベルの公式ウェブ・サイトにて3ドル87セント(約394円)で予約を受け付けている。

ヴォイズのメンバー構成はギターにジェラミー・グリッターとアミール・ヤグマイ、キーボードにジェフ・カイト、ベースにジェフ・バーコヴィチ、ドラムにアレックス・カラペティスという顔触れになっていて、プロデューサーはショーン・エヴェレットが務めている。アルバム・タイトルについてジュリアンは次のようにコメントしている。

「Tyranny(暴政)は歴史を通してさまざまな形で顕われてきているんだ。現代では企業が新しい支配体制となったから、ビジネスにとってのよかれがほかのすべてのことより優先されているんだよ。ほとんどの決断がまるで中世の王政のように決められているんだ。利益を上げるものはなんであれ優先し、それがどのような苦しみを引き起こそうとも真実は無視されるか抑圧されていくんだね(まるでポップ・ミュージックみたいにね)」

アルバムは1970年代から80年代にかけての世界各地のアンダーグラウンド・ミュージックやハードコア、あるいはパンクに触発された内容になっているという。また、ジュリアンはヴォイズとともに10月と11月にかけてアメリカのツアーを予定している。

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