ついに、ジュリアン単独インタビュー奪取! ザ・ストロークスの現在と過去を、あまりにもカッコいい「ぶっちゃけトーク」でロッキング・オンに語った

ついに、ジュリアン単独インタビュー奪取! ザ・ストロークスの現在と過去を、あまりにもカッコいい「ぶっちゃけトーク」でロッキング・オンに語った - 『rockin'on』2020年7月号より『rockin'on』2020年7月号より

2020年が始まろうとしている大晦日に、陽気なステージ・トークをかましてみたってわけ。『これから新しい10年が始まるぜ!俺たちが帰ってきたぜ!』的なね


ザ・ストロークスの最新アルバム『ザ・ニュー・アブノーマル』がリリースされて2ヶ月が経とうとしているが、同作には早くも名盤の風格が漂っている。

デビュー・アルバム『イズ・ディス・イット』に宿っていた唯一無二のロックンロール・バンドとしての本能と、『ルーム・オン・ファイア』で極まったセンスの塊のようなインディ・ポップ─そう、常にザ・ストロークスの核心を成してきたそんな過去の偉大な2作品のエッセンスを抽出&融合し、20年近いキャリアの中で培われたスキルで再構築したかのような『ザ・ニュー・アブノーマル』は、彼らが同作を世に送り出すまでに7年もの歳月を要したことが嘘のように確信に満ちた新クラシックであり、2020年代の幕開けに相応しいフレッシュな勢いを感じさせる。

彼らが本作の境地に至るまでの道のりは決して平坦ではなかったけれど、一度はバラバラに枝分かれしたかに思えた5本の道がようやく合流したことに、感慨を覚えずにはいられない傑作なのだ。

こうして揺るぎない自分たちの場所をついに取り戻し、その地表をガシッと踏みしめたザ・ストロークスだからこそ、不安定に揺れ動く恐慌の現代社会を真っ直ぐ射抜く、ポリティカルなアルバムを作ることができたのだとも思う。

アフター・コロナなのかウィズ・コロナなのかはともかく、彼らが本作で期せずして予言した「新異常事態(ザ・ニュー・アブノーマル)」としてのパンデミックの只中にあるとしても、彼らは過去10年のどんな時期よりも迷いがないし、暗雲が立ち込めた未来を恐れてもいない。

ネガティブな問題に満ちた世界に、バンドとしてポジティブに対峙しているのが、今のザ・ストロークスだと言えるかもしれない。

今回、ついにジュリアン・カサブランカスへの単独インタビューが実現した。前作『カムダウン・マシン』ではプロモーション活動を意図的に放棄した彼らだったが、今作ではぼちぼちとインタビューを受け始めており、ここでものらりくらりと断言を避けるジュリアンのレイドバックしたモラトリアムっぷりが久しぶりに炸裂している。

とは言え、彼が一人でこれだけの時間を割いて話しているインタビューはレアだと思うし、終始ピリついていた2000年代後半の彼を思えば「おかえり、ジュリアン!」と言いたくなるような、飾り気のない素顔が垣間見えるはずだ。(粉川しの)



ザ・ストロークスの関連記事は現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。
ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。


ついに、ジュリアン単独インタビュー奪取! ザ・ストロークスの現在と過去を、あまりにもカッコいい「ぶっちゃけトーク」でロッキング・オンに語った - 『rockin'on』2020年7月号『rockin'on』2020年7月号
公式SNSアカウントをフォローする

洋楽 人気記事

最新ブログ

フォローする