NINのトレント、デス・グリップス解散についてなぜ気づかなかったんだろうとツイート

NINのトレント、デス・グリップス解散についてなぜ気づかなかったんだろうとツイート

7月2日に突如解散を宣言したデス・グリップスについてナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがコメントしている。

実はデス・グリップスは7月19日から8月25日まで行われるナイン・インチ・ネイルズとサウンドガーデンのツアーのサポートを務める予定になっていたが、デス・グリップスは解散宣言とともに予定されていた全ライヴ活動の中止も宣言していて、このサポートもすべてキャンセルとなっている。バンドはオフィシャル・フェイスブックで「俺たちは今最高の到達点に来たから、デス・グリップスもまた終わることになった。俺たちは公式に活動を終えた。これまで予定されているライヴはすべて中止扱いになる」と宣言している。

これに対してトレントは次のようなツイートで、考えてみればいつ解散してもおかしくないバンドだったことに今更気が付いたと打ち明けている。

「みんなごめんね……この連中がこれ以上一緒に活動し続けられるはずだなんて、なんで俺は思っちゃったんだろう?」

デス・グリップスは2012年10月にすでに仕上がっていたサード・アルバム『No Love Deep Web』のダウンロード配信を、翌年にリリースしたがっていたエピック・レコードの意向を無視して勝手に断行し、その結果、エピックから契約を解除されるなどして物議をかもすことになった。さらにこのアルバムのジャケット写真がメンバーのザック・ヒルの勃起した性器であったことも大きな議論を呼んだ。ライヴについても『No Love Deep Web』制作のためにセカンド『The Money Store』のツアーを急遽すべてキャンセルするなど、その行動がまったく予想がつかないことで知られていた。また、ライヴのセッティングまですべて準備しておいて登場せずにテープ演奏をループで流した結果観客の怒りを買い、ドラム・セットなどがすべて破壊されるといった事態も一度ならず起こしていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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