モリッシー、ハーヴェスト・レコードとの今後の契約は打ち切られたと明らかにする

モリッシー、ハーヴェスト・レコードとの今後の契約は打ち切られたと明らかにする

モリッシーはレーベルのハーヴェスト・レコードから今後の契約を打ち切られたことが明らかになっている。

モリッシーのファン・サイトのトゥルー・トゥ・ユーにもハーヴェストとモリッシーが袂を分かったことが次のように報告されている。

「『ワールド・ピース・イズ・ノン・オブ・ユア・ビジネス』のリリース(イギリス・チャート2位、アメリカ・チャート14位)から3週間経て、キャピトル・レコード/ハーヴェストはレーベル代表スティーヴ・バーネットの指示によりモリッシーとの契約を打ち切りました。モリッシーはまたレーベルを探すことになります」

なお、モリッシーは先週トゥルー・トゥ・ユーに寄せた書き込みで音楽業界にはびこっている一般的な欺瞞について触れ、自身のレーベルへの批判も匂わせていた。今回の契約打ち切りはこの批判に続いて間もなく発表されたという。

この書き込みの中でモリッシーは『ワールド・ピース・イズ・ノン・オブ・ユア・ビジネス』の収録曲用に自分のビデオを製作した3人のファンのこと褒め称えていて「これらのビデオはこの曲の意図を完全に理解してくれていて、ぼくとしてはこういう映像が世に存在してくれていることにほっとするよ」と説明していた。さらにモリッシーは次のようにコメントを続けていた。

「似たような作品がレコード会社から発表されるのが当然だったのだけど、ポップやロック産業というのは、政治の世界と同様に一般大衆をいつまでも欺き続けようとする体質があるということもわかっておかないとね」

その一方でモリッシーはアイルランドのホット・プレス誌の取材で人気タレント・シェフのジェイミー・オリヴァーはアン王女にガス殺されるべきだと語り、さらに9月の住民投票でスコットランドは連合王国からの独立を決めるべきだと次のように語って物議を醸している。

「スコットランドは連合王バカ(kingdomとking-dumbをかけている)との関係を断ち切るべきだよ。ぼくはスコットランドが大好きだし、スコットランド魂も大好きだし、スコットランド人はウェストミンスター(イギリス議会)なんて少しも必要としてないよ」

さらに動物愛護の観点からジェイミーを次のように批判している。

「アン王女がガス殺をやるというんだったらジェイミー・オリヴァーを殺してもらったら嬉しいね。あの人物はマクドナルド以上に動物を殺してるんだからね」

なお、イギリスではアナグマが牛結核菌を媒介しているとして野生のアナグマの大規模な駆除が政府によって昨年行われ、今年も予定されているが、クイーンのブライアン・メイなどが反対キャンペーンを行っている。アン王女はアナグマの駆除の際、「ガス殺にした方が人道的だ」と発言して論議を呼んでいる。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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