元ザ・ランナウェイズのシェリー・カーリー、がんと闘病中のバンドの恩人を自宅で看護

元ザ・ランナウェイズのシェリー・カーリー、がんと闘病中のバンドの恩人を自宅で看護

70年代後半に一時代を築き、チープ・トリックやヴァン・ヘイレンの前座を務めたことでも知られている元祖女子ロック・バンド、ザ・ランナウェイズのシェリー・カーリーが、ランナウェイズのプロデューサーで現在がんと闘病しているキム・フォーリーの看護をしていることが明らかになっている。

キムはもともとギターのジョーン・ジェットとドラムのサンディ・ウェストというランナウェイズの中核となるメンバーを引き合わせ、マネージャーとしてもバンド結成に大きく寄与したことで知られている。しかし、その後、バンドの運営方法と収入の取り分をめぐってキムとバンドは深く対立し、キムはマネージャーをクビになり、さまざまな法廷闘争を繰り広げることにもなった。シェリーはこうした当時の経緯を自身の回想記『Neon Angel』としても出版し、これをもとに2010年のバンドの伝記映画『ランナウェイズ』が製作されることになった。

しかし、2008年にシェリーはキムががんを患っていることを知り、この時点で和解したという。さらに先月からはロサンゼルスにある自宅にキムを住まわせていることが明らかになっている。この経緯をシェリーはビルボード誌に次のように語っている。

「キムの婚約者のカラ・ライトから電話を受けてキムの病状を知らされて、まずはキムの環境を変えるのが先決だということで意見が一致したのね。もちろん、しんどいことなんだけど、でも、わたしはへこたれないから。それがわたしの性分だし」

さらにキムへの心情をシェリーは次のように語っている。

「キムのことは愛しているの。本当よ。まだ子供だった時分からキムとはいろいろあったけれども、最終的に母親のような心境になったというか、30代の男性に、10代の女子5人をいっぺんに扱うのは大変なことだったんだなってわかるようになったのね。キムはわたしが尊敬する友人で、今その友人が助けを必要としてるんだから、わたしにもなにかしてあげられるんじゃないかと思うのね」

なお、シェリーは元ランナウェイズのリタ・フォードとデュオとして新作に取りかかっていて、今年中のリリースを予定しているというが、この作品にもキムはプロデューサーとして関わっているという。

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