ロンドンのカムデンに建てられたエイミー・ワインハウスの銅像がお披露目に

ロンドンのカムデンに建てられたエイミー・ワインハウスの銅像がお披露目に

エイミー・ワインハウスの銅像がロンドンのカムデンに建立され、9月14日にそのお披露目が行われた。2011年に急死したエイミーだが、生きていればこの日31回目の誕生日を迎えていたはずだった。

エイミー像を作成したスコット・イートンは彫像によってエイミーの「アティテュードや力強さだけでなく、エイミーが抱えていた不安や傷つきやすさ」も同時に捉えたかったと説明している。

腰に当てた腕の仕草やスカートの端を掴む手の仕草、内股気味のポーズなどはどれもこの作品の人物の性格を表す小さな要素となっているとイートンはBBCに語っている。その一方で父親のミッチは次のようにお披露目に臨む心境を吐露している。

「まったくもって複雑な心境だよ。銅像なんてものは生きてる人については建てないものだからね、銅像が建つということは物理的にエイミーはもういないんだっていう事実を突きつけられるようなことで、でも、精神的にはエイミーがぼくたちの元を離れることは決してないと思うよ。でも、悲しいよ。とってもとっても悲しい」

「こんなところに居合わせるようなことになんてなるはずじゃなかったんだけど、こうして居るんだから、なんとか最善を尽くしていかないとね。だから、今回の銅像は最善を尽くすための一つの形なんだよ。みんなにここに来てもらって、エイミーと一緒に過ごしてもらって、時々エイミーの髪の毛にお花を差してもらって、前向きな形で思い出してもらうと。それがぼくには素敵なことだと思うよ」

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