元ザ・スミスのマイク、英女王に「"ザ・クイーン・イズ・デッド"Tシャツを着るべき」

2014.12.20 18:03

元ザ・スミスのマイク・ジョイスは毎年クリスマスにテレビで国民に向けたスピーチを行うエリザベス女王について、スミスの"ザ・クイーン・イズ・デッド"のTシャツを着てスピーチするべきだと語っている。NMEの取材にマイクは次のように語っている。

「女王は"ザ・クイーン・イズ・デッド"のTシャツを着てあのスピーチをやるべきだよね! それと今の世の中で起きていることについてのぬるい意見なんてどうでもいいから、本当に思ってることを言うべきだよ。王室の人間なんて、お金についても、戦争についても、他人とやりあうことも、なんとしてでも生きようとすることとか、この国の人間の99.9パーセントが日常的に経験していることについてなんにもわかってないんだから。そもそもが普通の生活をしてないんだからさ」

その一方でクリスマスの日に世界中の紛争を停戦させるのにその調停役として一番ふさわしい人間は誰かという問いにマイクはモリッシーの名を挙げている。

「ぼくはモリッシーが議論をいったん始めると、ちょっともごまかしがきかなくて、妥協も一切しないところがすごく好きなんだ。モリッシーのそういうところは昔からずっと尊敬してきたんだ。ぼくは『ミート・イズ・マーダー』を1985年に作った時に菜食主義になったんだ。ぼくの子供たちも大人になってみんな菜食になったけど、それはモリッシーのおかげなんだよ」

なお、モリッシーは女王のクリスマス・スピーチの裏番組で王室批判スピーチをやらないかという出演オファーを受けたことを明らかにしていて、クリスマスに平手打ちを交わし合うのは時節柄ふさわしくないとしてこれを断ったと述べている。このオファーをしたとされているチャンネル4局はそのようなアプローチをモリッシーにしたかどうか確認できていないとコメントしている。

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