ドゥービー・ブラザーズのトム・ジョンストン、新作『サウスバウンド』を語る

ドゥービー・ブラザーズのトム・ジョンストン、新作『サウスバウンド』を語る - 『rockin’on』2015年2月号ドゥービー・ブラザーズインタヴュー掲載中『rockin’on』2015年2月号ドゥービー・ブラザーズインタヴュー掲載中

12月24日(水)におよそ4年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『サウスバウンド』をリリースしたドゥービー・ブラザーズ。オリジナル・メンバーであるトム・ジョンストンの貴重な最新インタヴューが、現在発売中のロッキング・オンに掲載されている。

今回の新作『サウスバウンド』は現メンバーのトムとパトリック・シモンズ、ジョン・マクフィーを中心に、テネシー州ナッシュヴィルで地元ミュージシャンらをゲストに迎えて制作されたセルフ・カヴァー・ベストとなっている。初のセルフ・カヴァー作に取り組むことになった経緯を、トムは次のように明かしている。

「これまで自分達の曲を録音し直したことはなかった。というのも、こういった企画をやるにあたっては、それ相応の理由が必要になるわけだよ。それが今回は何と言ってもカントリー畑の素晴らしいアーティスト達と組んでやれるということだったからね。きっかけは敏腕プロデューサーのデヴィッド・ハフで、彼の提案からすべてが始まったんだ」

またトムは本作の制作を機に、若手ミュージシャン達がドゥービー・ブラザーズの音楽を聴いて育ったことを知り「謙虚な気持ちになった」とも振り返っている。

「そんなにも多くの人にとって俺達の音楽がごく身近なものとしてあったということを知らなかったからさ。彼らが俺達の音楽を聴いて育ったということを知って、何とも言えず謙虚な気持ちになったよ。それに参加アーティストのみならず、セッション・ミュージシャン達も全員がバンドのファンだったことが分かって、さらに驚かされたし、さらに謙虚な気持ちになった。こんな機会に恵まれてありがたいと思ってるよ」

インタヴューでは更に、アルバムの制作プロセスやアメリカーナ・シーンから多数のゲストを迎えるという作品コンセプトについて、またマイケル・マクドナルドの参加などについても語られている。


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