ジョン・レジェンド、オーナーが女性や同性愛者に抑圧的だとしてホテルでの演奏を拒否

ジョン・レジェンド、オーナーが女性や同性愛者に抑圧的だとしてホテルでの演奏を拒否

現地時間2月8日に開催されるグラミー賞授賞式だが、プレ・イヴェントとして行われる雑誌のパーティーに出席し、パフォーマンスを披露する予定だったジョン・レジェンドは、会場のオーナーが女性や同性愛者への抑圧を支持しているとして出席を断ったという。

問題の会場はビヴァリーヒルズ・ホテルで、2月5日にロサンゼルス・コンフィデンシャル誌のパーティーが開催され、最新号の表紙を飾っているジョンはそこで表彰もされる予定になっていたという。しかし、ホテルのオーナーがブルネイのハサナル・ボルキア国王で、ブルネイでは女性や同性愛者への合法的な抑圧がまかり通っているとしてジョン側は出席を見送ってしまったという。ブルネイでは昨年から同性愛者による性行為や女性による姦通が発覚した場合には死ぬまで投石を続ける石打刑などに処するという法律が成立していて、これがさまざまなボイコット運動や反感を呼んできた。

こうした問題が発覚するとコンフィデンシャル誌は雑誌では常に平等な人権の実現を標榜してきていて、今回のパーティー会場の選定は、雑誌が反人権的な政策を支持していることを意味しているわけではないと声明を発表したが、その後ジョン側は次のようにハリウッド・リポーター誌に発表している。

「ジョン・レジェンドはロサンゼルス・コンフィデンシャル誌のパーティーには出席しません。原因はホテルのオーナーであるブルネイ国王が認可した、反女性的で反LGBT的なおぞましい法律を受けての判断です。こうした政策はほかのさまざまな状況とあいまって、女性やブルネイのLGBTの人が死ぬまで投石を受けることを見過ごすことになるもので、極悪非道なものですし、当然ジョンの価値観や今回のイヴェントの価値観を代弁するものではあまりせん」

法律は昨年5月にブルネイで導入され、以来、ビヴァリーヒルズ市長のリリー・ボッセもホテルのボイコットを呼びかけている。その一方で、俳優のラッセル・クロウなど一部の著名人はボイコットに反対していて、法律そのものは到底認められるものではないが、勤勉な従業員を経営不振による苦境に追い込むべきではないと主張している。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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