ブラーのグレアム・コクソン、新曲なしにはこれ以上のライヴは無理だったと語る

ブラーのグレアム・コクソン、新曲なしにはこれ以上のライヴは無理だったと語る - pic by Linda Brownleepic by Linda Brownlee

新作『マジック・ウィップ』を4月29日(水)にリリースするブラーだが、グレアム・コクソンは新曲なしには活動の継続はありえなかったと語っている。

香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙の取材に応えたグレアムは、昨年1月の武道館が最終公演となった前回のツアーについて次のように語っている。

「新曲なしにはもうあれ以上ライヴを続けることはできなかったはずだよ。ライヴも退屈になってきてたし、ファンの一部も明らかにしびれを切らしてたからね」

ブラーは2013年の3月からツアーに乗り出し、5月には来日も予定していたが参加フェスティヴァルが中止になったため、その前の公演地の香港で急遽、作品の制作に入り、レコーディングを行ったと伝えられていた。香港での制作の影響についてグレアムは次のように語っている。

「明らかに香港という都市の存在は音楽に反映されていくはずだよね。ギター的なところの多くは、香港での環境のテンションがやたら高かったことへのぼくの不安を反映したものなんだ。それと自分の住んでる都市にいないと、ある種の所在なさもまたつきまとうものだからね」

ブラーはハイド・パークで行われる今年のブリティッシュ・サマータイム・フェスティヴァルにヘッドライナー出演することが明らかになっているが、デーモン・アルバーンはその前にスコットランドとウェールズでもライヴを行うことをNMEにほのめかしている。

『マジック・ウィップ』のトラックリストは以下の通り。
'Lonesome Street'
'New World Towers'
'Go Out'
'Ice Cream Man'
'Thought I Was A Spaceman'
'I Broadcast'
'My Terracotta Heart'
'There Are Too Many Of Us'
'Ghost Ship'
'Pyongyang'
'Ong Ong'
'Mirrorball'

(c) NME.COM / IPC Media 2015
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする