ビースティ・ボーイズのアドロック、10代女子の悩み相談に答える

ビースティ・ボーイズのアドロック、10代女子の悩み相談に答える

ビースティ・ボーイズのアドロックことアダム・ホロヴィッツは10代の女子向けのサイト、ルーキーでの悩み相談動画に出演している。

最初の相談では彼氏に迫られてもどうしてもファースト・キスが恥ずかしい上に怖くてできないという女の子に対してアダムは「とにかくキスしちゃえばいいんだよ。思い切ってやってごらん」と背中を押していて、次のようにも助言している。

「ある瞬間にすごく近くに接し合うことにはとても特別な感じがあって、ほかになにをしなくてもそうなれるんだよ。別にむずかしくもなんともないから。すばやくちょっとキスしちゃえばいいんだよ」

その次の相談は、ずっと親しくしてきた男の子といざ付き合い始めてみたらそういう仲にはなりたくない人だったとわかって悩んでいるというもの。これにアドロックは相手とぶっちゃけた話のできる信用のおける仲なら、なにも取り繕うことはしないでありのままのことを伝えた方がいいと語っていて、「友達のままでいたい、この関係をわざわざぎくしゃくしたものにしないで、変えない方がいいと思うって素直に話した方がいいよ」と助言している。ただ、相手が逆上しそうな感じがするのなら、「そういう時には嘘も方便だよ」と話している。

「ひどいと思うかもしれないけど、『あなたが悪いんじゃなくてわたしが悪いの』というので納得してもらえることもあるし、親のせいにするのも一つの手だよね。これは結構、有効なやめ方だよ。親がそういうモードじゃないって言うんだよ。ほかにやってることに集中しなさいってきつく言われてるとか、そういう言い訳をつけてね。それが俺のアドヴァイスだね。話のわかるやつなら、素直に話すのがいいし、あんまりわかりのいいやつじゃなくてそれが気になってるんだったら、それはなんかしら手を講じなきゃいけないっていう兆候だよね。うん、でも、親っていうのはあるな」

さらに彼氏が常に優柔不断でデートもなにをするにも計画というものをさっぱり立ててくれないことに悩んでいる女の子に対しては強気でそういうことを要求した方がいいと促していて、「男子っていうのは、とかくそういうことになると、からっきし気が利かないし、あんまり頭も回らないものなんだよね」と説明している。

また、日常的に不安や自信のなさに悩まされているという相談には誰だってそういう気分になる時があるのだからそれは普通のことなのだと諭してから次のように答えている。

「俺の場合、落ち込んだり、寂しくなったり、気が滅入ったりした時には、音楽を作ると気分が上がってくるとわかってるんだよね。だから、俺から言いたいのは、自分が一番楽しくなるものを思い出してみてそれをやりなよってことだね。絵を描いてみるとか、ダンスとか、音楽聴いたりとか、ボーリング行くとか、楽しくなるもんだったらなんだっていいんだよ。とにかく俺がきみだったら、そういうことにとりあえず没頭してみると思うよ。やってるうちにきっと自信も出てくると思うから。少なくともちょっとは楽な気分になるよ。でも、約束してもいいけど、そう感じるのはきみだけじゃないから。っていうか、きみがほんとに人でなしのろくでもない、殺人鬼みたいな人だというなら、それはわからないよ。そうだとするなら、俺にはもう前向きな助言はできないね。でも、俺が思うに、きみも俺たちもみんな同じだと思うし、みんなそれぞれにそういう悩みを抱えてるものなんだよ。だったらね、自分の好きなことに没頭してみるのがいいと思うよ。毎日毎日を過ごしていく上では絶対に役に立つはずだよ」

アドロックの「Ask a Grown Man」の映像はこちらから。

ちなみにこの「Ask a Grown Man」コーナーにはかつてモリッシーやトム・ヨーク、ヴァンパイア・ウィークエンド、スティーヴ・マルクマスも登場している。

トム・ヨークの回はこちらから。

ヴァンパイア・ウィークエンドの回はこちらから。

スティーヴ・マルクマスの回はこちらから。
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