シニード・オコナー、ストーカー被害でソーシャル・メディアから引退すると宣言

シニード・オコナー、ストーカー被害でソーシャル・メディアから引退すると宣言

シニード・オコナーは「2名の性的に病んだストーカー」につきまとわれたためソーシャル・メディアやインターネットでの活動をやめると宣言している。

シニードは、このストーカー2名がシニードのフェイスブックをフォローしている複数の女性ユーザーに対してストーカー行為を働いていると明らかにしていて、引退宣言の後の最後の書き込みではこのストーカーの写真も公開し、女性ユーザーに対して警戒を呼びかけていた。

「どんなファン・ページでも接触する人に対しては油断しないでください。あなたがハードコアなファンならなおさらです」

「音楽業界に精通していて、あなたたちのような感受性の強い人たちについてよく知っているこうした加害者に目をつけられたらあなたは本当に無防備になってしまうし、誰かが名乗っている身元だって絶対にそうだと信用できないものなのです」

さらにシニードはネットは世の中でも「最も危険な場所のひとつ」だとしながらも、これまでのフェイスブックでの楽しい思い出にも感謝を表明した。さらに引退宣言の書き込みの末尾にはストーカーらに捧げるとしてウェブ・ピアスの"In the Jailhouse Now(今は牢屋の中で)"の動画を上げている。そして、ストーカーの画像を上げた最後の書き込みでは「女性にはこの人物と一切関わらないように忠告します」とも警告を発していた。

なお、シニードは先月フェイスブックで自身にとって1989年の大ブレイク曲ともなり、プリンスの書いた曲のカヴァーだった"愛の哀しみ"のパフォーマンスは二度と行わないとも宣言していて、その理由として「この曲に込められる少しばかりの感情もすべて使い尽くしてしまった」と説明していて、もう「感情的にこの曲と自分を重ね合わせられない」と綴っていた。

「人を満足させるためだけに歌ったとしたら、自分の仕事をしっかりやったことにはならなくなってしまう。わたしの仕事は感情や気持ちを提供することだから。それでは嘘になってしまう。あなたたちは嘘を受け取ることになってしまう。わたしの仕事は誠実さを提供することなのに」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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