メジャー・レイザーとしての新作『Peace Is the Mission』を6月1日にリリースする予定のディプロだが、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントとのコラボレーションを真剣に進めたいと明らかにしている。
ディプロは今月に入ってからツアー先で居合わせたロバートとの写真をインスタグラムに上げていて、そのキャプションに冗談で「近日コラボ予定」と綴っていた。しかし、最初は冗談だったのが真剣にやってみたくなったとカリフォルニアのFMラジオ局KROQに次のように語っている。
「ロバート・プラントと南アメリカをツアーしてて、特に一緒になにかをやったわけじゃなくて、ただ、そうインスタグラムに書いただけの話なんだ。あまりにも変な取り合わせだから誰も真面目には取り合わないだろうなと思って、でも、今現在俺としてはコラボレーションをやってみたいと考えてるんだよ」
「バックステージで声をかけてみたのは4年前のグラミー賞で年度最優秀シングル賞をロバートにさらわれたからなんだよ(実際には6年前の2009年グラミー賞。シングル部門でディプロがプロデューサーを務めたM.I.A.の"ペーパー・プレーンズ"が最終候補に残っていたがロバートとアリソンの"プリーズ・リード・ザ・レター"が受賞した)。あの時が俺にとっては唯一のグラミー賞受賞のチャンスだったのに、あんたとアリソン・クラウスのおかげでふいになった、それでも一緒に写真は撮ってみたいなと思ってって、そう話したんだよ」
さらにロバートの人柄については次のように語っている。
「本当にすごい人でいいヴァイブに溢れてる人なんだよね。俺のことなんて誰なのかさっぱりわかってないようだったけど、30分くらいいろいろ俺に話してくれて、それだけでもすごいイケてる人だなあと思ったんだ。ロバートが音楽について感じてる興奮は目の輝きにちゃんと表れているし、そういうところが大好きなんだよね。なんか俺の未来についても捨てたもんじゃないかもって思えてくるんだよ」
ディプロとロバートのツーショットはこちらから。
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