6月10日に新作『ドローンズ』をリリースするミューズだが、新作がロンドンのウェストエンドでミュージカルとして上演されることにまんざらでもないと明らかにしている。
これまで新作のテーマについてマット・ベラミーは「ある人間の旅を探ったもので、人間が希望を喪失し放棄し、人間ドローンとなることをシステムから教化され、やがては抑圧者から自分自身を解放していく」ものだと語っているが、音楽サイトのミュージック・フィーズの取材を受けたクリス・ウォルステンホルムは新作のミュージカル化についてはそういう話があったら前向きに考えたいと次のように語っている。
「どっかでそういうことも実現出来たらすごいんじゃないかと思うんだけどね。ほんとにすぐ目の前の目標としては、この新作はまだファンも聴いたことのない作品だから、この時点でぼくたちに考えられることとなったら、とにかく少しでも新作を世に出したいということと、ツアーに出たいということだよね。でも、もしミュージカルとかなんかそういう形にできるということになれば、すごいことだと思うよ。そんなことはこれまでやったことはないんだけど、でも、そういう話に関われるようになったら、それはすごく楽しみだよ」
さらにドローンを中心にした新作のコンセプトについては次のように振り返っている。
「大概の場合そうなんだけど、ドム(・ハワード)とぼくは歌詞的になにがどうなってるのか、100パーセントわかってるわけじゃないんだよ。マットが今度のはコンセプト・アルバムになると言っていて、ドローンを使ったアイディアがあるんだと言っていたのはわかってるんだけど、でも、最初のうちはまだそんなに細かく説明してはいなかったんだよ。リハーサルの段階にくるまではよくわからなかったというか、今度の作業ではリハーサルでの演奏をたくさんレコーディングしてて、それで少し時間が経ったらその前の週にやってたことを聴き直すとかそういうことをよくやってたんだけど、この作業がどんどん深くなっていくうちに、マットも歌詞のアイディアをたくさん形にし始めていったんだよ。ぼくにとって今度の新作のコンセプトがはっきり見えてきたのはこの時点で、今回のコンセプトはマットがなんとなく考えていた漠然としたテーマなんかではなくて、今度のはちゃんとした物語で、最初から最後まではっきりとわかるものなんだということもこの時わかったんだよ」
また、AC/DCの『バック・イン・ブラック』などで知られるマット・ラングをプロデューサーに迎えたメリットについては次のように語っている。
「ぼくたちが本当に今回達成したかったことでマットが貢献してくれたことのひとつが、制作に入る前からぼくたちが言っていた、スタジオではコントロール・ルームで過ごす時間は少なくして、ライヴ演奏をする部屋でもっと長く過ごしたいということだったんだ。マットみたいな人に関わってもらえば、技術的なことはなんだって実際にできる人だし、レコーディングのノウハウもすべてわかってる人だから、ぼくたちも楽器演奏に没頭して、一番大事なことに集中することができたんだよ」
なお、マットは先頃この新作『ドローンズ』について自分たちの最高傑作だとも語っていて、「こういうコメントはここしばらくは言えなかったものだと思うよ」とも認めている。
また発売中の『ロッキング・オン』7月号には、マシュー・ベラミーが『ドローンズ』を語ったインタヴューが掲載中。
『ロッキング・オン』7月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/124723
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