11月13日(金)にリリースされるカート・コバーンの未発表曲やレア・トラックを収めたソロ・アルバム『COBAIN:モンタージュ・オブ・ヘック~ザ・ホーム・レコーディングス』だが、カート自身が描いたという同作のアートワークが公開となった。アートワークはオフィシャル・サイトのパズルを解くと閲覧可能となる。
また、ニルヴァーナの『イン・ユーテロ』収録曲“Sappy”の初期アコースティック・ヴァージョンの音源も先行公開されている。
アートワークはこちらから。
http://montageofheckmusic.com/row.html
“Sappy”の音源はこちらから。
同作は、日本でも今年劇場公開され、11月6日(金)にBlu-ray+DVDとしてリリースされるカートの公式ドキュメンタリー作品『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』のサウンドトラックにあたるアルバムとなる。初期楽曲の一部や短いデモ音源、実験的な楽曲、後にニルヴァーナの作品として発表されることになる楽曲や歌詞の断片など、カートが一人で録音した初期のカセット音源の数々が収録される。
国内盤CDはスポークンワード、デモ、フルレングス楽曲を含むドキュメンタリー映画からの音源を網羅したデラックス盤としてリリース予定。また海外ではカート個人のカセットテープから発見された曲に的を絞った13曲入り通常盤の発売も決定しているほか、12月4日(金)には2枚組のアナログ盤『COBAIN:モンタージュ・オブ・ヘック~ザ・ホーム・レコーディングス』、そしてザ・ビートルズのカヴァー“And I Love Her”と“Sappy”の初期デモ音源を収録した7インチ・シングルがリリースされる。
『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』はカートとコートニーの娘、フランシス・ビーンもエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加した、カート・コバーン初の公式ドキュメンタリーとなった。作品タイトルはカートが1988年に4トラックのカセット・レコーダーで作ったテープの名前に由来している。