カメラ・オブスキューラのキーボーディスト、キャリー・ランダーが他界した。33歳だった。
2011年に骨肉腫と診断されたキャリーは、その後も音楽活動を継続してきていたが、今年8月に闘病のため予定されていたライヴ日程すべてをキャンセルすることを発表していた。
バンドは10月11日にオフィシャル・フェイスブックで彼女の死を伝えるとともに、「私たちは友人にしてバンド・メイトを失うことになりました。彼女のパートナーであるケニー、ご家族や友人の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」との声明を発表している。
キャリー・ランダーは2002年にカメラ・オブスキューラに加入し、2003年の『素直になれない、あなたと私』から2013年の『Desire Lines』までの作品に参加している。
なお、彼女が生前取り組んでいた骨軟部腫瘍研究のチャリティ団体「Sarcoma UK」への寄付キャンペーンは、今後も残されたメンバーたちの手で行っていくという。