黒猫チェルシー、地元神戸の成人式で1万人前にサプライズライヴ
2016.01.12 16:00
神戸で結成された黒猫チェルシーが、今月11日の成人の日に神戸ノエビアスタジアムで行われた神戸市主催の「平成28年 神戸市成人お祝いの会」にサプライズで登場。来月発売の新曲“グッバイ”や震災復興の合唱曲“しあわせ運べるように”など3曲を1万人の新成人の前で披露した。
この日、晴天に恵まれた神戸、ノエビアスタジアムのピッチに黒猫チェルシーが登場すると、会場からは1万人の大歓声が沸き起こった。黒猫チェルシーのメンバーは5年前、自分達が20歳の時、同じスタジアムでこの成人式に参加している。あれから5年、今度はステージから新成人のお祝いをすることとなった。
ボーカルの渡辺大知はMCで「僕たち、神戸の高校で結成したバンドで、黒猫チェルシーといいます。皆さん、おめでとうございます!こんなおめでたい席で演奏させてもらえて嬉しいです」と、新成人達にメッセージを送った。
また、今年で25歳の渡辺大知は、震災から21年ということで、自身の震災体験が4歳で、ちょうど物心がついた頃だったという話から、震災後に生まれた今年の新成人に「小学校や中学校で歌ってきて知ってる人は一緒に歌いましょう」と声をかけ“しあわせ運べるように”をバンドバージョンでカヴァーした。ライヴ終了後には、今回の成人式の実行委員の新成人と一緒に一本締めにも参加した。