ピート・ドハーティ、営業再開するバタクラン劇場で11月に出演
2016.04.15 11:30
昨年11月に起きたパリ同時多発テロ事件の舞台ともなったバタクラン劇場が今年の秋から営業再開する予定で、ピート・ドハーティらが出演するという。
バタクラン劇場では2015年11月13日にイーグルス・オブ・デス・メタル出演中にISの武装集団に襲撃され、銃が乱射され90名もの犠牲者を出すことになり、その後、会場は閉鎖されたままになっていた。
もともと数多くのロックやR&Bアーティストが出演を果たしてきた名ライヴ会場として知られてきたが、先頃店のオフィシャル・ツイッターでまだ具体的な再開日は決まっていないが秋頃から営業を再開させることが発表されている。
ピートは事件の1周年から3日後の11月16日にライヴが予定されていて、その数日後にはユッスー・ンドゥールとユッスー率いるスーパー・エトワール・ドゥ・ダカールの出演が決まっているという。発表によれば、店内の内装工事の着手を始めたとのことだが、完成時期についてはまだ明らかになっていない。さらに12月にはナダ・サーフやMZの出演が決定している。
会場側は「(この会場の)温かみと親しみやすさを維持し、人気の高い、祝祭的な雰囲気を失わないようにしたい」と明らかにしている。