クイーンのフレディ・マーキュリー、新研究により驚異の歌唱力の謎がさらに明らかに

クイーンのフレディ・マーキュリー、新研究により驚異の歌唱力の謎がさらに明らかに

クイーンのフレディ・マーキュリーの歌唱力がどれほど傑出していたかをあらためて証明する研究が明らかにされている。

研究はオーストリア、チェコとスイスの研究者らによる共同研究で、フレディの声質を詳細に検証したもので、よく指摘されてきたように実は4オクターヴもの声域を誇っていることは確認できなかったというが、新事実が明らかになったという。それはこれまでフレディの主声域はテノールと思われていたのが、それよりさらに低いバリトンだということがわかったことだ。これは6本に及ぶインタヴュー音源を解析することで判明したことで、実は生来の声域はバリトンであるのにより高い声域で常に歌っていたということで、オペラでのデュエットを一度断ったことでもこのことが裏付けられたという。というのは、オペラではどうしてもバリトンが前面に出ることになるので、自分のファンが馴染んできた声域とは違うから辞退したという経緯が明らかになっているからだ。

さらにプロのロック歌手にフレディのように歌ってもらい、それとフレディの歌のデータを比較検討してみたところ、フレディの歌では声帯の上部にあって発声機能はない仮声帯が、フレディが歌う時には共振を起こして低周波を発していることが解析からわかってきたという。こうした唱法はドゥヴァ共和国など中央アジアの一部でしかみられない極めて特殊な唱法なので、フレディがこれを自然と身に着けていたのは驚異的だと研究は指摘している。

またフレディのヴィブラートにおける周波数も通常が5.4から6.9ヘルツであるところを7.04ヘルツと際立った数値を示していて、別な計測によれば振動の速さも世紀のテノール歌手とも謳われたルチアーノ・パヴァロッティを上回るものだったという。

フレディとクイーンの驚異のヴォーカルワークはこちらから。
公式SNSアカウントをフォローする

洋楽 人気記事

フォローする