【RO69独占】Mrs. GREEN APPLE、100名限定シークレットライブを徹底レポート!

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Mrs. GREEN APPLEが、6月19日にシークレットライブ「『サママ・フェスティバル!』発売記念100名限定スペシャルライブsupported by 日本工学院」を日本工学院専門学校にて開催した。RO69では、この模様をロングレポートでお届けする。

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●セットリスト
1.愛情と矛先
2.VIP
3.サママ・フェスティバル!
4.アンゼンパイ
5.Speaking
6.うブ
7.StaRt
8.我逢人


この日は6月15日にリリースされた最新シングル『サママ・フェスティバル!』購入者を対象に、抽選で選ばれた100名を無料招待するライブ。開催地は日本工学院。実は髙野清宗(B)の出身校であり、“サママ・フェスティバル!”が同校のCMソングに抜擢されるなど、関係の深い場所なのだ。

キャンパス内のライブ施設に集まった観客が、開演を待ちわびるように手拍子を始める。するとすぐにメンバーが登場! 「Mrs. GREEN APPLEです、よろしく!」というMCを皮切りに、“愛情と矛先”でライブをスタートさせた。この曲は1月に発売された最新アルバム『TWELVE』の1曲目。オープニングを飾るに相応しいナンバーだ。彼らはつい6月16日まで東名阪クアトロツアーを回ってきただけに、状態は絶好調。初っ端からトップギアで、メロディや4つ打ちドラムのキャッチーさと難解なキメを組み合わせた、Mrs. GREEN APPLE節を炸裂させる。すかさず“VIP”に入ると、大森元貴(Vo・G)はギターを置いてハンドマイクに。自由になった両手でお客さんを煽り、髙野や藤澤涼架(Key)、若井滉斗(G)も前に出て全力で盛り上げていく。さらにこの4人が動きを揃えるなど、コミカルな演出にフロアの熱気はさらに加速!

「ここに集まった100人の猛者たちと濃密な時間を過ごしたいと思います!」という若井の独特な表現に場内がざわつくも、次は待望の“サママ・フェスティバル!”。予習バッチリのお客さんは待ってましたと大合唱! まさに《2度と戻れないこの「今」を》この場の全員が楽しみ、6月のキャンパスが常夏のフェス会場へと変貌してしまった。一転、涼やかなイントロの“アンゼンパイ”では、ミドルテンポで揺れる会場をミラーボールが彩る。それを見上げる大森の瞳に、確かな充実感が映っていた。

ギターの刻みが気持ちを昂ぶらせる“Speaking”で再びアクセルを踏むと、昨年末に新曲として披露された“うブ”へ。ボーカルエフェクトを施し、高野がシンセサイザーを演奏するこのEDMチューンは、ダークな赤い照明がよく似合う。

ここでお客さんの体調を気遣いながらも、「まだまだみなさんの声を聴きたいと思うんですが、声はあり余ってるでしょうか!?」と焚き付け、“StaRt”をブチかます! そしてなんとあっという間に、終わりの時が訪れる。シンプルに疾走するサウンドの中で切ない歌がエモーショナルに響く“我逢人”を届け、10秒以上の深いお辞儀をもって、本編を締めくくった。

小休止の後、行われたのはアンコールではなく今回だけのスペシャル企画。360度カメラによる“サママ・フェスティバル!”のライブ収録だ。舞台中央とフロア前方にカメラが設置され、メンバーたちはステージのカメラを囲うように円になって演奏する。奇妙なスタイル、本日2度目の楽曲、というシュールな状況。しかしバンドも観客も戸惑うことなく、むしろ楽しむしかないといった様子で笑顔の花を咲かせた。本映像は後日公開予定とのこと。続報を待とう。

最後に彼らは感謝の言葉とともに、次のように語った。「本当に100人って感慨深い人数なんですよ。僕たち、1回目の自主企画を渋谷Lushでやったんですけど、そこのキャパが180で、ソールドアウトできなかったんです。すごく悔しかったことを覚えています。150人や200人のライブハウスで、20人くらいのお客さんの前でやってたことを思い出します。だから今日はすごく嬉しいです。もちろん、僕たちはもっと頑張っていきますし、もっと大きな会場でライブをやることが夢なので、付いてきていただけたらなと思います。よろしくお願いします!」

昨年メジャーデビューを果たし、今年は初の全国ワンマンツアーを敢行。夏フェス出演も多数控えるなど、目下勢いに乗るMrs. GREEN APPLE。しかし浮き足立つどころか、ファンを大切にする真摯な姿勢、より多くのリスナーへ届けたいという向上心を、この日の記念ライブで示した。彼らは、着実にシーンの階段を駆け上がっている。(秋摩竜太郎)
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